私のこれまで。。。3

canasa*chien

2006年05月16日 10:17

このカテゴリーは私がブリーダーを志そうと思ったいきさつを少しづつ書いていこうと思っています。

私が高校生の時、犬が欲しくて欲しくて両親にお願いしていたのですが、10年連れ添ったプチの死に落ち込んでいた父がどうしても反対して、買ってもらえませんでした。

日々、犬が欲しい、欲しいと思っていたある日、

汚い、汚れた犬が首輪もなく、空き地にいました。
それはそれは、触るのも汚いような犬でした。

私が近づくと、吠える事もなく、しっぽだけをフリフリして震えていました。
顔を見ると、とってもかわいらしいワンちゃんでした。
でも・・・

きたない・・・

伸びきったボサボサの毛は、根元で絡まっていて、臭いし・・・


でも何かほっとけないような、ビビッとくるものがあり、家に連れて帰ることにしました。

家には両親は留守で、姉と弟とおばぁがいました。

両親の反対を受ける前に、おばぁを味方につければこっちのもんだ!と思った私は、両親が帰ってくる前に、この汚い犬をお風呂に入れてきれいにしておばぁに見せよう!

おばぁも犬は好きなので見方になってくれるだろうと思ったのです。

免許取立ての姉に運転してもらって、犬のシャンプーなど、必要なものを急いで買いに行きました。
お風呂に入れると、ビックリしたのが、皮膚が見えないほどのダニ

姉と二人で丁寧にダニをとってあげて、絡まっている毛をはさみで切って、乾かしてあげると

なんと可愛いワンちゃんなんだろう!と見違える変身をしました。
すぐにおばぁの部屋に連れて行き、計算どおり??おばぁはかわいい、かわいいと気に入ってくれました。

両親が帰ってきて、犬を見つけるなり、やっぱり父は怒りました。かってに連れてきて・・・

私は、父に『おばぁが気に入ってるよ。だからおばぁのボケ防止の意味でもいいでしょ』

基本的に犬が好きな父は、そこまで反対しませんでした。
名前はチャウと付け、家族の一員になったのです。

体全体がダニだらけだったチャウは、うちに来た日から一週間は毎日毎日お風呂に入れて、体をきれいにしてあげると、雑種だと思っていたワンコがポメラニアンに似たワンコに変身したのです


毛を短くカットしたチャウです。
チャウは、本当に賢い子で、トイレもすぐに覚え、吠える事もほとんど無く、天才と思えるワンコでした。

チャウとの出会いがきっかけで、私はどんどん犬の魅力に取り込まれるのでした。

つづく
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